今日はハワイ州最大のイベント、アロハ・フェスティバルのオープニング・セレモニーがありました。
17:00からロイヤル・ハワイアン・ホテルの庭で行われるとのこと。
どんなセレモニーが行われるのか見に行きました。
17:00から・・・とのことですが、そこはやはりハワイ。
17:00に始まるはずがないですね。
椅子が並んでいますが、この椅子に座れるのは「フェスティバル・リボン」というリボンを$7で購入した人だけだそうです。
確かにサラッと座った観光客の方に関係者が「リボンが無いなら座っちゃダメ」と言っていました。
17:11、ロイヤル・ハワイアン・ホテルから何かが出てきました。
チャントを唱えながら出てくる女性、王族の格好をした方々が出てきました。
すごーい!
古代ハワイではこの黄色や赤い物やマントなどを、鳥の羽で作っていたといいます。
すごいすごい!
王族にグループとソロのフラが捧げられます。
ヒョウタンの楽器、イプ・ヘケだけの演奏です。
フラの後に王族の皆さまが階段を下りてきました。
そのうちの数人が真ん中の通路を通って観客の後ろにやって来ました。
そして後ろにスタンバイしていた4人の方を連れて戻って行きます。
この方たちはロイヤル・コートと呼ばれるフェスティバルの文化奨励大使だそうです。
ハワイアンの血を引き、古代王族の文化表現法を習得している事を条件にハワイ7島から選ばれたのだそうです。
それぞれ、王・王妃・王子・王女に選出された皆さま。
ロイヤル・コートに選ばれる事はハワイアンの血を引く人たちにとって、とっても名誉なことだそうです。
それぞれの経歴が紹介された後、カフナにより王冠やレイ、ケープなどが贈呈されます。
贈呈されたレイはレイ・ニホ・パラオアのようです。
今は何の素材かはわかりませんが、古代ハワイではクジラの歯を釣り針状にかたどり、アリィなどの髪の毛を束にして作られていました。
なんだか歴史の一幕を見ているようです。
ティーリーフに包んだ捧げ物を持っている方々がいます。
ロイヤル・コートに選出された方々へ捧げられます。
なかにはフラや歌も一緒に捧げる方もいました。
最後にロイヤル・コートの皆さまにフラが捧げられてセレモニーは終了になりました。
パレードで王族の格好をした方々を見た事はありますが、今日のような儀式を見たのは初めてかもしれません。
厳かで静かな儀式でした。
古代ハワイでは本当にこのような雰囲気だったのかなぁ~
再来週のパレードも楽しみです。
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