炎天下の中、25分歩いてスタート地点のカラカウア Aveにかかる橋にやって来ました。
15分前に到着しましたが、もう橋の上ではアヒルが入った箱がスタンバイしていました。
思ったよりも見物の方が多いです。
午前中のイベントに参加している人少なかったので、あまり見物客がいないのかと思っていました。
あの橋からアヒルたちがザザザザザーと落されるのでしょう。
ゴールはどこでしょうか?
向こうの橋かな?
それだったら結構な距離です。
見物客の中には日本からの観光の方も多くいました。
私もそうですが日本人の食いつき、すごいです。
一眼レフの前に動画用のカメラを設置して2段構えの凄い装備の方
イベントの内容を全く知らず、ただ「アヒルのレースがある」と聞いて来た方
あちこちから日本語が聞こえます。
もうすぐスタート時刻・・・と思ったら海の方からボートがやって来ました。
赤い紐状の浮きを引いています。
どうやらこれからゴール地点が設置されるようです。
スタート時刻になったのにボートが上流に向かって行きます。
みんな「あのボートのせいでスタートが遅れたのか?」という感じで見ていました。
数分後、そのボートが戻って来ました。
見物客の間から「また!?(-"-怒)」や「Again!? o(`ω´*)o」と言った声が漏れ聞こえました。
きっと上流に何か危険物が流れて来る可能性がないかチェックに行ったのでは?と思いますが。。。
やはり関係者のボートでした。
一緒にゴール地点の設置を始めました。
「あ、なんだぁ。。。」という空気が流れます。
ここはハワイ。
時間通りに進むことなんて無いんだから、のんびり待っていましょう♫
無事にゴールの設置も終わり、13:15分頃スタートしました!
流れ落ちるアヒルたち、すごい数です。
大きな箱を数人がかりで持ち上げてアヒルを落とします。
なかなか落ちないアヒルもいて大変です。
ゆる~い流れのアラワイ運河をどんぶらこっこと流れるゆる~いレースがスタートしました。
黄色いから遠目に見るとアヒルではなくミモザの花のようです。
ピンクだったら桜の花筏という感じでしょうか。
運河の流れが無いので、みんな塊で流れていきます。
川の流れというよりも風でアヒルが流されているようです。
少しづつ塊がバラけてきました。
それでもまだ橋げた近くに留まっているアヒルもいます。
どんくさいアヒル。。。我が家のアヒルかも?
入賞しなくていいけど、ゴールはして欲しい。。。
アヒルの一団が半分の距離を流れたところでゴール地点に移動してみました。
ゴールの浮きに一番最初に到着したアヒルが1着なのでしょうか?
いや、浮きの真ん中に黄色いポケットのような物があります。
あのポケットに入らなければならないのでしょうか?
なかなか難しいです。
風の影響でしょうか、アヒルたちは私がいるのとは反対の岸寄りに流れています。
あっち側に行けばよかったかな。。。
風の助けをうまく利用したのでしょうか、1羽のアヒルが飛び出しました。
もう独走状態!
誰もがあのアヒルの1着を疑いません。
独走していたアヒル、最後に痛恨のコースアウトです!
ゴール地点に到着しているのに審判員たちは放置!
ゆるいレースだと思ったのにゴールはシビアです。
スタートから13分、1着のアヒルが無事にゴールポケットに到着しました!
1着のアヒルをすくい上げています。
おめでとう!アヒル!
その後、続々とゴールポケットに辿りつくアヒルたち。
50位までは景品がもらえます。
風向きの影響でしょう。
あちら側は流れつく大量のアヒルで運河が黄色く染まっています。
こちら側に流れてくるアヒルはチラホラです。
ん?アヒルに何かついています。
番号札です!
アヒルは首に番号札を巻いています。
この番号で入賞者が分かるのですね。
なるほど。
ゴールポケットでは50羽のアヒルをすくい上げる作業が終わろうとしています。
大量に流れ着くアヒルがゴールの浮きの隙間から流れ出し、あちら側はてんてこまいです。
対照的にガラガラのこちら側。
流れるというより滞っている感じです。
つい番号札をみてウチの子がいないか探してしまいます。。。
あちら側では運河の端で滞っているアヒルたちを竿で押し流す作業が開始されました。
あの方たちは「Duckie Patrol」というアヒル監視員です。
Duckie Patrolにより運河の真ん中の方へ寄せられていくアヒルたち。
されるがままです。
こちら側でもDuckie Patrolの目を盗んで海へ逃れようとするアヒルがいます!
50位までのアヒルをすくい終えたボートが、はぐれアヒルの捕獲に向かいます。
全てのアヒルを押し流し終えたあちら側。
ゴールを取り外し始めました。
スタート前に軽くブーイングされたボートがゴールの浮きを引き連れてこちら側にやって来ました。
だんだんと集まって塊になってきたアヒルたち。
川に落ちたミカンのようにも見えます。
よく見ると、無数のアヒルたちです。
ひょえ~ ∑ヾ( ̄0 ̄; )ノ
Duckie Patrolの皆さんが、決してキレイとは言えない運河に入りカゴでアヒルたちをすくい始めました。
すくい上げられたアヒルたちはバケツリレー形式で横に停めたトラックの荷台に運ばれていきます。
きっと乾かして来年のレースまでお休みするのでしょう。
Duckie Patrolの皆さまのお陰でどんどんアヒルが減って行きます。
この頃になると見物客の皆さまはほとんど帰ってしまいました。
この麦わら帽子の少年、すごいんです。
スパイダーマンのように運河の壁をつたいアヒルを押し流しています。
そして、竿の先にアヒルを乗せてアヒルを押し流すという技を見せてくれました。
あともう少しで全てのアヒルがすくい出されます。
レースのスタートから約1時間後、とうとう全てのアヒルが回収されました!
Duckie Patrolの皆さん、お疲れ様でした。
作業が終わった皆さんは互いを拍手で称えていました。
こっそりと木の陰から私も拍手を送りました。
皆さま炎天下の中の作業、お疲れ様でした!
とっても楽しみにしていたイベントでしたが、予想通りとっても楽しかったです。
今月は母や友人知人が来る予定が多く「アヒルの日とぶつかったら・・・」と心配したこともありましたが、幸いどなたの予定ともぶつかりませんでした。
レース当日しかアヒルの購入(寄付)はできないのかと思っていましたが、事前にマッカリー・ショッピング・センターで購入できるようです。
来年はレースを見に来られるか分かりませんがアヒルは購入しようと思います。
アヒルもボランティアのDuckie Patrolの皆さまもお疲れ様でした!
また来年お会いしましょう!
そうそう、帰宅後にHPで入賞者と景品が発表されていました。
本当に1位はディズニーランド旅行でした。
2位はボートだったかな?
我が家は入賞ならずでしたがとっても楽しめました♫
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