去年引越して来た時には毎朝目めざまし鳥として美声をとどろかせていた小鳥。
ずいぶん前から鳴き声にも慣れ、めざまし鳥としての働きは無くなりました。
「毎日ラナイに鳥が来る」と友人に言ったら「糞されるから追い払わないと!この家は大丈夫だと思われたら大変な目に遭うよ!」と言われました。
以来、ハトや大きい鳥は追い払っていましたが、鳴き声が素敵なこの子は追い払いませんでした。
すっかり我が家に心を許したのか、毎日何度もやって来ます。
そのうち私が窓拭きをしていても、ラナイでオットとビールを飲んでいても警戒せずにやって来るようになりました。
他の鳥は下から我が家のラナイめがけて飛んで来ても私達がいると「オット~!」という感じで方向転換して逃げて行きます。
大きな鳥の声がしてカーテンをバサッと開けると慌てて大きな鳥が逃げるのに、この子は動じず。。。
そんな姿からいつしか私達はベテラン又はセンパイと呼ぶようになりました。
4月に1週間日本に帰っている間に鳥仲間に「ここは大丈夫だよ」とでも教えたのか、5月は大きな鳥や同じ大きさの鳥を連れだってラナイでくつろいでいました。
他の鳥が来るたびにカーテンを開けると逃げていくのに、やっぱりこの子は逃げない。
すっかり心を許している姿を見て、オットは時々旅立った後輩の名前で呼ぶことも。。。
最初は雀かな?と思ったけど、鳴き声が違う。
どうやらメキシコマシコという鳥らしいです。
今日も1人、我が家のラナイで美声を響かせています。
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