アロハプログラムWeek in Hawaii 7日目午後の部。
王家と王家にまつわる方々のお墓を巡るツアーです。
やって来たのはヌウアヌにあるロイヤル・モザリアムです。
バスに乗った時から雨が降っていましたが、到着しても止む気配はありません。
クアロア・ランチでいただいたポンチョを着てバスから降りました。
ロイヤル・モザリウムの門の前に立ったら一段と激しい雨と風が!
10人以上の大人数で来たから少々騒がしくてお怒りをかったかも?
ところが門に入り、大きな木の下で雨宿りをしながら先生のお話を聞いていたら雨が止んできました。
そして真ん中にある教会の上にはポッカリと青空が出てきました。
本当、奇跡みたい。
敷地内は教会を中心に円状に道が造られ、その道に沿って王族や王族にまつわる方々、王家に貢献した英国人の方々のお墓が建てられていました。
教会の前の芝生の地下にも王家のお墓がありました。
1人づつではなくカメハメハ王系、カラカウア王系、英国人系などまとめて数人づつ埋葬されているそうです。
お墓の周囲には黒い棒に金の丸がついた物が立っていました。
これは「カプ・スティック」というそうです。
カプはハワイ語で「禁止」。
この棒が立っている所は「立ち入り禁止」ということだそうです。
敷地内の道沿いにはロイヤル・パームが植えられています。
ロイヤル・パームが植えられている場所は王族や王家に関連する場所だそうです。
敷地内に掲げられているハワイ州旗。
元はハワイ王国旗でした。
現在「ハワイ州旗を掲揚する際は必ずアメリカ合衆国旗も一緒に掲揚しなくてはならない」と聞いたことがあります。
ところがここはハワイ州旗のみ。
なんとこの場所、アメリカ合衆国の土地でもハワイ州の土地でもないそうです。
1898年にアメリカに併合され準州になる時にリリウオカラニ女王の要請が聞き入れられ、この場所は「ハワイ王家の土地」とされているそうです。
だからハワイ州旗のみの掲揚が認められているんだそうです。
先生の説明が終わり、少し自由時間になりました。
時折雨が降りますが、門の所にある大きな木の下で雨宿りができました。
ロイヤル・モザリアム、とても静かで神聖な場所でした。
ロイヤル・モザリアムの次は通りを渡って反対側にあるオアフ・セメタリーに行きました。
こちらには王家と関わりの深かった白人の方のお墓がありました。
土葬されているので墓石の下以外にも遺体が埋葬されている可能性があるそうです。
あまりあちこち歩き周ってはいけない場所です。
ここでもパラパラと雨が降ってきましたが、帰る時には虹が出ました。
薄くて低いので見えないかな?木々の間にうっすらと虹が出ていました。
バスに戻ろうとしたら再び雨が降ってきました。
説明が終わるまで雨が待っていてくれているみたいでした。
ヌウアヌを出たあとはダウンタウンに向かいました。
まずはイオラニ宮殿の庭にある、かつての王族のお墓です。
ここからヌウアヌのロイヤル・モザリアムに王族の遺骨が移されましたが、今でも数体の遺骨が残っているそうです。
ロイヤル・モザリアムにもありましたが、イオラニ宮殿の門にもある王国の紋章。
現在のハワイ州の紋章はこの王国の紋章が元になっているのですが、いくつか変更されている箇所があるそうです。
帰宅後にネットで州の紋章と見比べてみました。
思わず「なるほど!」と言ってしまいました。
イオラニ宮殿の次はカワイアハオ教会です。
この教会の前に第6代目の王、ルナリロ王の霊廟があります。
この場所が午後のツアーで訪れた最後の場所でした。
先生のお話が終わったらカワイアハオ教会の鐘が鳴り始めました。
初めて鐘の音を聞きました。
ちょうど4時の鐘でした・・・が、教会の時計は
4時少し前でした。。。
「ハワイアンタイムなら遅れて鳴るのでは?」と、参加者の皆さんから笑いが漏れました。
ツアーも7日目になり、毎日お会いする方もいて楽しいです。
とうとう明日、最後です。
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