ポカイ・ベイ・ビーチパークからコオリナに向かう途中、信号で止まった横のビーチに横たわる物を見つけました。
「あ!モンクシールだ!」
慌てて信号横の小さな駐車場に車を停めました。
近寄ってみたら、モンクシールがガッツリお昼寝中でした。
近くにビーチチェアに座ったボランティアの女性がいました。
少し近寄ったら「それ以上はダメよ」と言われました。
モンクシールに触ったら500万円の罰金が科せられるそうです。
ボランティアの方曰く
「8歳の男の子。違うビーチで生活しているけどかなりの頻度でここに昼寝をしに来る。」と。
名前はハワイ語で「rise(立ち上がる)」の意味だそうです。
オットは「コアラ」と聞こえ、私は「コロア」と聞こえました。
あとで調べたら「ku」が「rise」のハワイ語、「ala」は「道」。
きっと「Ku Ala」君です。
ボランティアさんはほぼ毎日ここにKu Ala君が来ていないか見に来るそうです。
来ていたら周りに「立ち入り禁止」の札を立ててKu Ala君を見守るそうです。
近所の方もKu Ala君を見つけたら連絡してくれるそうです。
ボランティアさんも「今日は波が高いわね~」とおっしゃっていました。
時折Ku Ala君の所まで波が来ます。
すると彼は名前のように起き上がることはなく、背中でヨジヨジと少し上までビーチを移動していました。
絶滅危惧種のモンクシールは地域の方に見守られ、のんびりと暮らしていました。
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