今日タマゴを買いに行きました。
その帰り道、ふと海を見たら見たことがあるカタチの船がいました。
もしかして!?と思ったら、ちょうど横にラナイ・ルックアウトというシーニック・ポイントの駐車場がありました。
慌てて駐車場に車を停めて見に行きました。
やっぱり!あれはホクレア号だ!
念のため、隣にいた大きな望遠レンズをつけたカメラを構えているオジサン(もしかしたら同じ歳位かも?)に「あれはホクレア号?」と聞いてみました。
オジサンは「そうだよ。今日初めて見たよ」と答えてくれました。
そういえば昨日のニュースでホクレア号が週末にクアロアに行くと言っていました。
それが今日だったなんて!
しかもすごいタイミングです。
途中ガソリンを入れたり他の場所にも寄ったのです。
数分でも時間がずれていたら航行中のホクレア号に会えませんでした。
しかも珍しく周りに車がいなかったから海を見る余裕があったので気が付きました。
いつも混んでいる駐車場にもすぐに入れた!
あ~奇跡です。神様ありがとう!
1人で感動している私の横でオジサンは「あそこにクジラがいるよ!ジャンプしないかな~」と。
オジサンが見たいのはホクレア号ではなくクジラだったようです。
ホクレア号の前には先導している船がいました。
牽引していたのかな?
今日は風が強くて白波が立っていました。
マカプウ・ポイントを超えたらもっと波があるかもしれません。
私はホクレア号が気になりますが、オジサンはどうしてもクジラのジャンプが見たいようです。
再び私に「あそこにクジラが!」と言ってきます。
おかげで潮を吹くクジラが見られました。
その時観光客らしき青年2人に「何の写真を撮ってるの?」と声を掛けられました。
「クジラ」と答えましたが、2人とも「どこにいるの?」と全く見えないみたい。
周りを見回すと10人以上の人がいましたが、みんなクジラを探しているようです。
だれもホクレア号のことは知らないようでした。
遠ざかって行くホクレア号を追う人は私しかいませんでした。
あぁ、行っちゃった。
帰ってから調べてみたら明日クアロアでHakipuu Canoe Festivalというイベントがあるそうです。
クアロアは1975年3月8日にホクレア号の進水式が行われたところです。
今日見たホクレア号は生まれた場所に戻って行く航海の途中だったのですね。
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