昨年末で全店閉店して、1月31日に全店撤去して、3月から解体工事が始まると聞いていたキングス・ヴィレッジ。
最終日に見に行きそびれてしまいました。
本来なら今日の金曜日はファーマーズ・マーケットがある日。
閉鎖されていたら開催されないだろうなぁ。。。と思い、どうなったのか見に行ってみました。
するとビックリ!
キングス・ヴィレッジでファーマーズ・マーケットが開催されていました。
お店もまだ営業しているようです。
せっかくなので入ってみました。
入口を入ってすぐに衛兵の人形がいました。
1800年代にはここにカラカウア王の邸宅「ウルニウ」がありました。
2階建ての建物で舞踏会が開かれていたそうです。
その頃からこの地を守っていたであろう衛兵さんに「もうすぐ無くなっちゃうんですよね」と聞いてみました。
すると
と。。。そうですよね。
この場所は解体されて大手ホテルチェーンのタイム・シェアになります。
ホテルだったら「かつてのイメージを保ちつつ。。。」的なこともあったかもしれませんが、タイム・シェアです。
本当に寂しいです。
いつもファーマーズ・マーケットと1階部分しか通ったことがありませんでした。
坂を登った広場の奥にもお店があったなんて、今日初めて知りました。
まだ営業しているお店もあれば閉店してしまったお店もあります。
お店の色が1つ1つ違っていてヨーロッパの小さな町かディズニーランドにいるようです。
消火ホースの文字もディズニーランドちっく。
写真を撮っていたら営業しているお店の方に声を掛けられました。
いつまで営業するのか聞いてみたら「1月いっぱい」とのこと。
閉店しなければならないので、どのお店もセールをしていました。
こんなに可愛らしい建物がワイキキの真ん中にあったなんて
そのことを知らなかったなんて
もったいなかったなぁ。。。と思いました。
壁に何かかかっていました。
近寄って見ると王様や王家の方の案内プレートでした。
カメハメハ4世とその奥様、エマ王妃
こちらはカラカウア王とカピオラニ王妃、カイウラニ王女です。
他にもこんな物がありました。
体重計です。
昔は各家庭に体重計が無くてショッピング・センターなどで計ったそうです。
¢25で体重を計ることができます。
以前アラモアナSCでも見たことがありますが、こちらはレトロ。
正面の壁に壁画が見えます。
近くで見てみたら孔雀の絵でした。
お向かいにあるプリンセス・カイウラニ・ホテルはカイウラニ王女とご両親のお家でした。
カイウラニ王女は孔雀が大好きだったそうです。
だから孔雀の絵が描いてあるのでしょうか?
今月が終わるとこの場所も「歴史」になってしまいます。
またまたワイキキの空が小さくなります。
寂しいけど時代の流れなのでしょうか?
かつて干潟のようだったワイキキに今のようにホテルが建ち始めた時にも、ハワイの人たちは同じような感じだったのかしら?
いや、もっと寂しかったかもしれません。。。
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