日課の夕方散歩。
歩いていたら海沿いの遊歩道にロープが張ってあり通れないようになっていました。
なんだ?と思ったらビーチに寝転ぶ巨体が。。。
なんと!ハワイアンモンクシールが砂浜で昼寝をしていました!
ビックリして2度見、3度見してしまいました。
アザラシは基本的に寒い所に住んでいます。
ハワイアンモンクシール(ハワイアン・アザラシ)は温暖な海で暮らすアザラシです。
温暖な海に生息するアザラシはハワイアンモンクシールとチチュウカイアザラシの2種のみで、どちらも絶滅危惧種です。
ハワイアンモンクシールの生息数は1400頭程。
主に北西ハワイ諸島の無人島にいて、人が住む島には300頭程しか生息していないと言われています。
その多くはカウアイ島にいるそうです。
オアフ島での主な生息地は西の端にあるカエナ・ポイント周辺。
ワイキキ近くではもう少し東側のカイマナ・ビーチにいるのを1.2度見たことがありますが、今日はもっとワイキキの中心に近い場所にいました。
周りには散歩中の人や海水浴をしている人がいますが、ハワイアンモンクシールの15m以内に近づいてはダメです。
近づいた場合は罰金刑が課せられます。
3月末から週に4.5回この場所を歩いていますがハワイアンモンクシールに遭遇したのは初めて!
私達の他にもモンクシールを見ている人がたくさんいました。
その中の1人が「旅行者が居なくて静かになったからワイキキに来たんだよ!」と言っていました。
確かに旅行者が居なくなったハワイは海がキレイになったり静かになりました。
おかげで多くの野生生物がオアフ島のビーチにやって来るようになったみたい。
少し前には東海岸の海軍施設内にあるベローズ・ビーチパーク(Bellows Beachpark)でウミガメが産卵したというニュースもありました。
ベローズ・ビーチパークには10ヵ所以上の産卵場所があるそうで、9月中旬まで閉鎖するそうです。
調べてみたら数週間前からワイキキ周辺のビーチでハワイアンモンクシールが昼寝をしている姿が見られているそうです。
新型ウィルスのために経済的には大打撃を受けているハワイ。
でも自然や野生生物には静かで過ごしやすい環境になっているのかも。
旅行者の皆さんが戻って来てもこの状態を保てるようになれば良いのに、と思います。
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