先月頭頃にワイキキのマリオットホテルの1階にあるお店のバリケードに絵がかいてあるという記事を読みました。
そのうち・・・と言いつつまだ見ていませんでした。
来月から徐々に観光業が再開されるのでホテルが再開したら取り外されちゃうかも!と思い、見に行ってみました。
描いたのは808Urbanというアーティスト集団。
無償で町のために絵を描いているそうです。
マリオットに描かれた絵はハワイのそれぞれの島のレイのシンボルとなっている植物などとのこと。
全部で15枚あるそうです。
こちらはカウアイ島のシンボル、モキハナです。
カウアイ島のシンボルカラーは紫なので「あれ?」と思いました。
調べてみたら花が緑から紫に変わるそうで、レイに使われるのは実だそうです。
こちらはニイハウ島のシンボル、ニイハウシェル(プープー貝)。
とても小さくて貴重な貝なのでレイにしたらいくらかかるのかしら・・・?なんて考えてしまいました。
こちらはオアフ島のシンボル、イリマ。
日没後か日の出前までに摘む小さな花で、1つのレイを作るのに500~1000個の花が必要だそうです。
モロカイ島のシンボルはククイ。
アレルギーで湿疹が出る度にククイ・オイルに助けてもらっているので親近感があります。
細いパスタのような茎があるカウナオアはラナイ島のシンボル。
パスタ感があります。
マウイ島のシンボルはロケラニ(ダマスク・ローズ)。
ピンクが可愛らしい。
こちらはカホオラヴェ島のシンボル、ヒナヒナです。
カホオラヴェ島は無人島です。
ハワイ島のシンボルは有名なレフア。
ワイキキでも見ることができます。
各島のシンボル以外の絵もありました。
こちらはマイレの葉のレイで虹をイメージした絵だそうです。
マイレは古代から儀式などの時に使われたレイだそうで、バニラの香りがするそうです。
こちらは海と海の生き物をモチーフにしたそうです。
この絵はカイウラニ王女が愛したピカケだそうです。
マツリカというジャスミンの一種で、石鹸やボディークリームの香料としてよく使われています。
紫の花はリリウオカラニ女王が愛したクラウン・フラワー。
フォスター植物園やワシントン・プレイスで見たことがあります。
休業しているお店やホテルにはバリケードとして板が張ってある所も多いです。
ただの板よりも絵が描いてある方が素敵。
しかもハワイに関する植物を描くって、とっても素晴らしいと思いました。
ホテルが再開されたらこの絵は撤去されちゃうのかな?
そう思うと少し寂しいです。
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