先週、行ってみたかったトレイルに行って来ました。
場所はオアフ島東側のカネオヘにあるPuu Maelieli Trailです。
ピルボックスの上からカネオヘ湾に点在するサンドバーの絶景が見られるそうです。
絶対ビーサンでは無理な場所ですが、google先生の「子供向き」という言葉で渋るオットを説得。
まんまと同行してもらうことに成功しました。
近くのショッピングモールに車を停め、車がバンバン通る道の細い歩道を歩いて5分、トレイルの入口に到着しました。
本当にここが入口???と不安を感じながら森の中へ入って行きました。
最初の5分くらいは急坂です。
雨が降った後は絶対に滑ります。
登り切ったら脇にロープが張ってあるのに気が付きました。
その後は穏やかな道が続きました。
緑のトンネル、ステキ!
と思っていたら、こんな木の根を越えて行く場所もあります。
穏やかな道もあれば険しい場所もあります。
どうやら丘の稜線を歩いているようで、3.4回下ったり登ったりを繰り返しました。
道も細くて「本当にこっちで良いのか?」と思うことも数回。
目的地では海を見渡せるはずなのに辺りは完全に森。
時折木々の間に海が見えた時だけ「海の近く」を感じる程度。
全く人に会わないのでだんだん不安になったりもしました。
急な上り坂もあり、何度も「子供向け?」と呟きながら進みました。
ロープが垂れ下がっている急斜面を登り切ったら看板が出てきました。
Puu Maelieli、無事に到着して良かった!
看板にはこの丘の伝説が書かれていました。
【ハワイの神様カネとカナロアがこの丘に登る競争をして、手で登山道を掘ったことから「digging hill」=「掘る丘」になった】(ポンコツ英語翻訳)
ハワイ語で【Puu=丘・Ma=状態を表す語句・e'lie'li=「掘る」の重複】だそうです。
他にも【第二次世界大戦中の戦闘訓練に使われた】と書いてあります。
そしてこの看板のすぐ後ろに1つ目のピルボックスがありました。
道の真中にピルボックス内部に降りる穴が開いているので要注意です。
ここから5分程進むと、突然目の前の視界が開けて、青い海が現れました!
180度海です。
目の前の大きなサンドバーはツアーで行ったところかしら?
ツアーのボートが出航する港や海軍基地になっているモカプ半島が見えます。
右の↓の所にはボランティアの皆さまが再現した古代の養魚場が見えます。
左の↓の岬の先端は死者の魂が飛び立つ所だそうです。
魂が右側に行ったら地獄、左側に行ったら天国に行ったという伝説があると聞いたことがあります。
その時「だから左側のサンドバーに行くツアーを【天国の海】と呼ぶのかな?」と思いました。
見晴らしが良いので展望台のように感じていましたが、ここもピルボックスの上です。
中に入れる穴が開いていますが怖いので降りませんでした。
モカプ半島にある基地では飛行機の発着訓練がおこなわれているようで、何回も離着陸を繰り返す飛行機が飛んでいました。
2つ目のピルボックスに到着した時に4人の女性がいました。
その中には小学生くらいの女の子が2人いました。
あの斜面を登ったのか!と驚きました。
汗だくで登ってきたので風が気持ちいい!
ボーっとキレイな景色を眺めていたらいつの間にか40分も経っていました。
2人の少年がやって来たので下山しました。
帰りには2組4名の方に会いました。
social distancingバッチリなトレイルです。
ラニカイのピルボックスとは違い、目的地の2つ目のピルボックスに到着するまでずっと森の中で本当に海が見えるのか不安でした。
登ったあとに広がる景色は「頑張って登って来たご褒美」と感じる素晴らしい所でした。
登山があまり好きではないオットが「また行きたい!」と言うほどキレイな景色が見られました。
でもいつでもキレイな景色が見えるとは限らない場所です。
まず雨が多い場所なので季節的には乾季(5月半ば~10月半ば)の方がいいです。
乾季でも雨レーダーで朝から雨が降っていないか確認が必要です。
雨の後は絶対に滑って大変なことになります。
キレイなサンドバーを見るためにはカネオヘ湾の干満を調べ、逆光にならないようにお昼以降がいいと思います。
片道45分くらいでした。
※1人で行かない方が良いです。
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